夜驚
正確には、夜驚とは言わないのかもしれない
子供を持ったあたりから、2〜3ヶ月に1回は悲鳴をあげて目覚める、なんて事が起きるようになりました
最近になって、ようやく無くなってはきたけれど
我が子を持って、自分が親になって、ますます両親が信じられなくなってしまったからなのかな
周りのママ達は
「子供を持って親のありがたさがよく分かった」
なんて言ってたけれど
義理の両親にも
「親の子を思う気持ちがわかるでしょう」
なんて言われたけれど
子供を愛せない親だっている
そう、持ってみないとわからない
不思議とはむぷたの周りは
「子供を愛さない親なんていない」
って本気で信じてる人が多いです
けど、
産んでみたら可愛くなかった
って人もいるわけで
いいんです。自覚してれば、やりようがある
けど、
子供をこんなに愛している
と、愛してなんかいないくせに本気で思ってる親は厄介で
母の死と出産
私が妊娠したのは母が亡くなった後
ラッキーでした
もし生前に出産してたら、私の子育ては悲惨だったに違いないから
母は私の人生を生きていたので、私を無視して主導権を握ろうとして、あれこれ口を出し、手を出し…
断ると悲劇の主人公になって、私を責める
そして、母自身がいかに子供を愛する母で、子育てが大変で、祖母にいじめられ、夫に庇ってもらえず…
といった、聞きたくもない、妄想や想像も入り混じった話を聞かされただろうって、容易に想像できる
マトモな夫君の両親でさえ、孫フィーバーで散々嫌な思いをしたあの頃
母が亡くなっていて有難いなんて、口が裂けても言えなかったけれど
私の今住む地域は地元率が高く、子育てを両親に手伝ってもらっている人が多かったです
話を聞くたびに、自分の原家族がいかに変だったかを思い知らされました
みんな、テンプレのように、孫を可愛がる親の話をするんですよ
ソーナンダー。コレガ普通ノ親子関係カァ。
珍しい生き物を見る感じでした
叫ぶしかできない自分
夢の中の自分は、走っても走れないんです
叫んでも声が出ないんです
誰かに責められ、攻撃され、虐められ、虐げられ、
知らない人の時もあったけれど、この頃の悪夢は、父親と母親の夢が多かった
嫌で嫌で、反論したくて、罵りたくて
やっとの思いで叫んだら、本当に叫んでて目が覚める
当然、隣で寝てる子供と夫はびっくりして起きてしまって
泣く子供をあやしながら
ごめん
って夫に謝る
…わたし、悪くないよなぁ…
…けど、謝るのが正解なんだよなぁ
…でも、夫のいびきや寝言や足が攣ったと大騒ぎで起こされても、奴は謝ってくれんよなぁ
話がそれました
言い返せる今
子供の成長と共に、私のインナーチャイルドも成長したのか
今では夢の中でしっかり言い返しています
むしろ、言い返す自分に酔ってます😅
めっちゃ言いたいことを言い返すので、頭使うからか、目が覚めます🤣
言い返せるって気持ちいいですね
今では悪夢の中でも私は走れます
武器を持って戦います
なかなかリアルです
もう、悪夢ではないですね
時々、あまりにも両親が哀れになって、泣きながら目が覚めます
昔の自分があまりにもかわいそうで、泣きながら目が覚める時もあります
子育てをしていく中で、働いていく中で、カウンセリングを受けていく中で
昔よりは色々わかるようになった今、両親の置かれた環境を考えると、両親の性格を考えると
仕方なかったのだ
と、しみじみ思います
だからといって、やはり『父親も母親も嫌いだ』という気持ちは変わらないけれど
スッと消えたい
母も父も、私にとってはストレスでしかなかった
子供を持ってはいけない人だった
いま、はむぷたは『幸せ』だけれど
それでも『生きていてよかった』とは思えない
『生まれてきてよかった』なんて思えない
今でも電気を消すように
スッと消えていなくなりたい
この思い、死ぬまでなくならないだろうな
哀しいなぁ
