夢の話
過去の夢を見るときは必ず実家だ
私は実家にいて、知らない子供が2人いた
姉は3年生くらい、弟は1年生くらい
何処の子かと聞くと、隣の家の子だという
畳の部屋で姉は本を読み、弟はおもちゃで遊んでいる
え?よその子が一人暮らしの父の家に上がり込んでいる?
大丈夫?通報されない?
聞くと、毎日すごい怒鳴り声が聞こえてきて、その子たちは虐待を受けているのだという
通報しても親は認めない
けど体にはあざがあり、父自身が虐待らしき声を聞いていて間違いないという
けど、親の許可なしに一人暮らしの父の家に、幼い子供が上がり込むというのは、あらぬ誤解を受けるから、気をつけたほうがいいと忠告する
そこで、知らないおじさん登場。さっきからずっと居たらしい
夢だからね(^_^;)
子供たちの叔父だと言う
なんだ。子供たちの親類がいるなら、父1人で家に上がり込ませている訳ではないなら大丈夫
そこで子供達と叔父さんは退場
父と2人の時間
私もそろそろ帰ろうかな?
時間を見ると7時半前
え?!
外は明るい
夜ではない
もう一度時間を見る
やはり7時半前
あれだけの事があって、まだ朝の7時半?
(夢ですから)
私は何時に来てたんだろう?さすがに帰るって言いづらいな
食べてた弁当らしきものを流しに持ってく
ミートボールが捨ててある
父がミートボールを持ってくかと聞く
引き出しを開けるとレトルト食品や缶詰が仕舞ってある
いらんなら持ってくけど、食べないのにどうしたの?
聞くと、私の知人が役所の人で、気にかけて毎日持ってきてくれると言う
好きでない食べ物でも、毎日気にかけて来てくれるなんて有難いじゃない、と言うと、それが仕事なんだろ、と、不満そうに言う父
心から気にかけて欲しいんだよね(-_-;)
寂しさ
外を見ると鳥の羽が大量に舞っている
何事?!
よく見ると真っ黒な鳥の大群(それこそ空を覆うような)が幾つも行き来している
びっくりして父に「見てみて」と言うと、私の足元まで寝っ転がったまま来て「起きれない」と、甘えたことを言う
けど、寝たまま外を窓越しに見上げる
すると今度は大量のナマズと魚が、水と共に現れる
なぜかベランダまではやってこない。ベランダは水槽のような厚いガラスで囲まれているようだ(夢ですから)
自分は今すぐ帰ると父に伝える
これは大地震が来る前兆に違いない
父も十分に気をつけて
水とか食料あるよね?
この家は鉄筋で丈夫だから(実家は1階が工場、2階が自宅でした)ここに居たら安全だからね
そう父に言い聞かせる。私は家に帰って、子供達迎えに行ってくるから(夢の中の我が子はどうやらまだ小さい設定でした)と出ようとする
父は「大丈夫か?」と言う
私の自宅もマンションで上層階だし安全。まだ前兆だから、今から急いで帰れば子供たち迎えに行くのに間に合うから大丈夫
と答えると、そうじゃないと父は言う
災害が来た後、自分はどうすればいい?お前は子供がいるから来ない。自分は年寄りだから何処にも行けない。
ここで父は泣き出す
寂しい、置いていかないで、1人にしないで
ムナクソワルイ…
こいつは何処までも自分のことしか考えていない。一瞬でも、私の心配をしてくれたと思ってしまったじゃないか
そう、よその子を家に上げていたのは優しさでなく自分が寂しいから。全く来なくなった可愛がっていたお孫ちゃんの代わり。
(弟の子供達。私の子供は可愛がってはもらえませんでした。まぁ、それにも色々事情があり、父の心情はわからなくもないです。理不尽ではありましたが)
それでも私は父をハグし、頭を撫でながら「大丈夫、迎えに行くから、様子見に行くから。私ならまだ歩いてこれるから」「本当に?」「約束する」
ここで目が覚めた
なんて夢だ
私の中に残っている後悔と罪悪感を散々刺激してくる
父は自宅で死んでいるのを発見された。連絡が取れなくて心配した祖母から弟に連絡が行き、弟が消防を呼んで開けてもらって発見した
私もすぐ呼ばれた
警察が来てて、検死の結果心筋梗塞
死後5〜6日程
ようやく暖かくなってきた4月の初め
腐敗してないギリギリだけど、独特の悪臭に満たされていて…
大人になった自分と父と、そして弟のことは、また別の時に綴っていきます
何だか今日みた夢は、忘れたらいけない気がして。ここに残させていただきました。