言ってはいけないどころか、思ってもいけないこと。
震災があり、コロナ禍になり、戦争が起こってしまっている今。
家族と離れ離れになり、死に別れてしまい、葬式どころか、遺体にすら会えないということが本当に起こってしまっている今。
私はその度々に思ってしまっていた
自分はホッとするだろうなと。安堵を感じてしまうだろうなと。
自分が人で無しなのはわかってます
愛している人との不慮の別れは、本当に辛いだろうと、想像できないわけでは無いです
ただ、自分と自分の父母祖父母に関してだけは…
本当にごめんなさい
11年前の震災時、感動すべきの親子の再会をテレビで見て白々しい気持ちになってしまった自分。
必死になって親の消息を探すニュースを見て、自分は決して親を探さないであろうと感じていた自分。
我が子と出会えて泣いている親を見て、自分の親の涙は自己愛からくる涙に違いないだろうと、想像したこと。
肉親の消息を知りたい、肉親と出会えて嬉しい。なんとか生きていてほしい。無事でいてほしい。
本当にごめんなさいだけど、私はそう思える人たちが…ごめんなさい、私もそう思える子供でありたかった。
自分が親になった今、親である自分は、我が子に対しては自然に愛情はあるのです。以前とは違う意味でテレビを見ることができるようになったので、親の立場で見れて号泣してしまいます。
特に、今のウクライナの映像は。
けど、フッとした時何気ない瞬間。
私は子供の立場でニュースを見ているのです。
親に会いたい。無事であってほしい。
そう思えるような自分でありたかったと思います。
だからこそ、少なくとも、我が子に辛い思いをさせないよう、頑張って生きて行かなければと思います